直接に人助けになる仕事に就こうと、弁護士になることを目指しました。
しかし、目指したまでは良いのですが、司法試験の壁は厚く10回も受験することになるとは
思いもよりませんでした。ただ、その分、お思い通りにならない気持ちは身にしみて共感
できます。また、私は、生来、左腕に障害があり、そうした「なぜ、自分が・・・」と
いう思いにも共感できると自負しています。
人生ままならないこともありますし、様々な人間関係の中で、様々な事柄が起こって来
ますが、人生は前を向いて楽しく生きていくべきだと考えています。
問題を抱えた方が前を再出発の手助けができればと思っています。
弁護士は、裁判や交渉で紛争を解決することが仕事ですが、私は、その中でもっとも大
切なことは、依頼者の話をしっかり聞くということだと思っています。依頼者が、何に
困り、何に悩んでいるのか、さらにはどのような解決を望んでいるのかは、依頼者と向
き合い、とことん話を聞かないと見えてきません。時には、横道にそれてしまうことも
ありますが、そうした一見無駄と思われる話の中からも解決の糸口が見つかることもあ
ります。
弁護士という業務からは、事案をパターン化して結論を急ぎがちにもなりますが、
私は、まずは徹底的に話を聞くことを意識しています。
是非、あなたの思いを聞かせてください。
そして、一緒に問題を解決していきたいと思っています。
1994年3月 京都大学法学部 卒業
2000年4月 司法研修所 入所
2001年10月 名古屋市内のさくら法律事務所 入所
2007年10月 半田市内で棚瀬誠法律事務所 開所